会社概要

会社情報

企業名 株式会社いっしょのチーム
代表者名 吉村 百華
住所 宮城県仙台市若林区清水小路6-1 
東日本不動産仙台ファーストビル2階
電話番号 080-3473-2113
従業員数 3名(医師、看護師、医療事務)
拠点 仙台市

起業の経緯

現役医療従事者による、
医療従事者のための会社

もっといいクリニックにしたい。現状に満足はしていないけれど、何から手を付けたらいい?スタッフはついてきてくれる?スタッフのやる気を引き出すには?先輩クリニックはどうやって乗り越えた?  院長や事務長、マネージャーなど、多くの責任者が感じる思いではないでしょうか。

クリニックの規模拡大に伴い起こりやすい問題、というものがあります。誰しも通りうる道ならば、TTP(徹底的にパクる)できるものがあるほうがスムーズです。医療業界、特に内視鏡業界にモデルケースがあまりなく、試行錯誤し苦労しました。大変さをわざわざ皆が体験する必要はないですし、この経験をたたき台にしてほしいと思い、共有する場として、会社を立ち上げました。

人と人の話なので、完璧なモデルケースは存在しませんし、共栄会はまだまだ成長途中です。それでも「いっしょに働いている気持ち」で過去の問題に対する取り組みとその結果、反省点などを伝えることで、少しでもお役に立てればと思っています。

私たちの想い(メッセージ)

代表者 吉村百華

問題解決を手伝いたい

2018年仙台消化器・内視鏡内科クリニックに就職しました。
どんなに仕事をこなしても、業務改善に取り組んでも、自分より入職時期も仕事も遅い(ように当時感じた)先輩の方が「年齢が上」という理由だけで給与が高いのです。
当時のクリニックに評価制度がなかったため、私にとって給与=クリニックからの必要度でした。報われない、一生懸命働くなんてばかみたいだと思いました。本当は頑張りたい気持ちがあるのに、頑張り方がわかりませんでした。

ある日外部講師の姿が楽しそうに感じ、私もやってみたくなりました。
ちょうどインシデントレポートに謝罪の言葉が多いことが気になっていたため、医療事務向けにインシデントの簡単な講習を行うことにしました。すると研修後にはレポートに謝罪がなくなる、いい変化がありました。

小さなことですが問題を解決できたことが嬉しく、自分を活かしつつ人の役に立つことがしたいと考えるようになりました。

院長とスタッフの橋渡しで、みんなが楽しく働いてほしい

やさぐれから脱した頃、理事長から誘いがあり、評価制度や採用など組織づくりの一角を担う役割をいただきました。
理事長と多くの話し合いを重ねる中で、理事長と同じ方向性で働けるようになり、窮屈だった仕事が伸び伸び楽しくできるようになりました。
ある日スタッフから「山岡先生からこんなことを言われた」と相談を受けました。どうやら理事長の言葉がニュアンスが異なるように捉えられていました。私はきっとこう言いたかったのだと思うよと訂正すると、「吉村さんから言われると納得できる」とスタッフから返答がありました。理事長とスタッフ間の翻訳者という存在が、クリニックにおいて求められるのではないかと考えるようになりました。
やさぐれてた頃は組織から求められる頑張り方がわからず、パワーを持て余していました。同じようなスタッフはたくさんいるのではないかと思っています。すごくもったいないです。

この会社を通して、院長とスタッフの橋渡しをしたいです。
くすぶってしまうスタッフが秘めている力を本来の方向へ活かし、伸び伸びと楽しく働けるよう、お手伝いをさせてください。

仙台消化器・内視鏡内科クリニック理事長 山岡 肇

スタッフに活躍の場を作りたい

理事長 山岡 肇

僕は恵まれている環境で育ちました。 子供のころから祖先からの「贈り物」を「バトン」として感じる環境だったと思います。与えてもらった「バトン」は「誰かに渡すためのもの」とも感じて育ちました。また親も、学校の先生も、上司も、家族も、いつも僕に「活躍の場」を与えてくれました。

2018年7月にクリニックを開業出来たことも、そのひとつだと感じています。 開業して5年が経過した今、僕にとって「バトンを渡すひと」には、いつしかクリニックスタッフも含まれるようになりました。

クリニックには60人を超える人たちが勤務してくれています。本当にいろんなスタッフがいます。個性派スタッフの集合体であることがうちのクリニックの特徴だと思います。 その流れのかなで「既存のクリニックの枠組みを飛び出したい!」と考えるひとが出てきました。 ならば、僕としては「だったら、クリニックの枠を超えて挑戦してみたらいいじゃん」「やってみようぜ」となるのが自然です。

うちのクリニックのバリューは、スタッフみんなで考えて作ったものなのですが、その最初は「やってみようという気持ちを大切にしよう」から始まりますしね。 スタッフに活躍の場を用意することは、僕に課せられた責務だと思っています。

大勢の困っているクリニック院長の助けになるかもしれないと思ったから

開業の時点で掲げていたことのひとつが「クリニックを正しい中小企業にする」です。
開業前から様々な経営の勉強会に参加していました。

そこにはマネジメントに四苦八苦しているクリニック院長が沢山いました。院長が経営やマネジメントを勉強するのは簡単なんです。医師は元々、勉強をすることは好きだし得意ですからね。
ただ院長の知識が増えれば増えるほど、現場との乖離も進んでいくもの。現場スタッフに「院長、頭おかしい」って言われてしまう。

院長が学んだ知識を現場にいかに落とし込むのかの実践が難しくて、みんな困っている(僕も)。上手に橋渡しをしてくれる翻訳者がなかなかいない。 みんなが困っている「知識を実践に落とし込む」の一番難しいところは、現役の看護師さんがアドバイザーになってくれれば一番スムーズに進みます。

  1. 院長
  2.   非医療者のコンサルタント  
  3. 現場の看護師や医療事務
よりは
  1. 院長
  2. 看護師さんが本業のアドバイザー
  3. 現場の看護師や医療事務

特にマネジメントに関わるところや看護業務については、このほうがきめ細かい対応が可能で、現場との橋渡しもスムーズなのではないでしょうか。

医療者には、同じ医療者のアドバイスが一番心に沁みます。
「看護師さんが本業のアドバイザー」が活躍することによってクリニック業界全体がもっとよくなるのではと思います。

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共栄会総務 mai l:some091901@gmail.com

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